ニュース編集室

Mastercardの最新ニュースリリースをお届けします。

Mastercard「女性の社会進出度調査」:
アジア/太平洋地域の企業・政府機関において女性の管理職起用は進まず

- 日本の女性社会進出度指数、低スコア
日本女性の社会的地位向上には、「育児手当の支給」が重要 -

Mastercard Worldwide(本社:ニューヨーク州パーチェス、以下Mastercard)はこのたび、「女性の社会進出度調査(Mastercard Worldwide Index of Women’s Advancement)」の最新版を発表しました。調査結果から、アジア/太平洋地域における企業や政府機関の女性管理職には、依然として厚い壁に阻まれていることが判明しました。

「女性の社会進出度調査」は、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域において、社会経済的観点から見た女性の水準を数値化したものです。指数は、「雇用(労働力参加、正規雇用機会)」、「教育(中等教育、高等教育)」、「リーダーシップ(事業所有、企業管理職、政府機関管理職)」という3つの項目とその下位項目から構成され、各項目において、アジア/太平洋地域の14 市場1 における男性100名に対する女性の比率を数値化しています。

指数は100を基準とし、それぞれの市場において、女性が社会経済において、どの程度男性と同等の立場にいるかを示しています。スコアが100以下の場合は男性優位を、100以上の場合は女性優位を表します。スコア100は男女平等を意味します。なお、一連の調査やレポートはMastercardの業績を示すものではありません。

アジア/太平洋地域の14市場の中で、総合指数はニュージーランドが最も高く(77.8)、以下、オーストラリア(76.0)、フィリピン(70.5)、シンガポール(67.5)、台湾(64.7)の順となりました。一方、指数が特に低かったのは、インド(38.0)、日本(48.1)、韓国(49.7)で、これらの国で男女平等への取り組みが不足していることを示しています。

今回の調査から、アジア/太平洋地域で雇用機会や高等教育を受けた女性は増加している一方で、政府機関や企業での昇進を目指しても、依然として厚い壁に阻まれていることがわかりました。

雇用指数が91.2のニュージーランドは、労働力参加の指数が、アジア/太平洋地域で最も高く、正規雇用についても男性100名に対し女性は90名を超えました。企業および政府機関における女性の管理職昇進についての指数も域内で最も高く、リーダーシップ項目全体の指数は51.6となりました。

中国、香港、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、タイ、ベトナムの7市場では、中等・高等教育機関の進学率において、女性は男性の割合と同等、ないしは男性を上回りました。

一方、企業および政府機関における女性の管理職については、依然として低い指数となりました。今回の調査で、企業および政府機関の男性管理職100人に対する女性管理職の割合が50人以上となったのは、ニュージーランドのみでした。アジア/太平洋地域において、オーストラリア(49.7)およびフィリピン(45.6)は、男性の管理職に対する女性の管理職の割合が半数に近い結果となりました。一方、同カテゴリーにおいて、インド(15.9)、日本(14.8)、韓国(17.5)、タイ(18.6)はとりわけ低い結果になりました。

Mastercard Worldwide、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域コミュニケーション担当グループヘッドのジョージェット・タン(Georgette Tan)は、次のように述べています。「アジア/太平洋地域では、社会のあらゆる局面において、女性の役割について改善すべき点が多く残されています。政府機関や企業で要職に就く女性はまだまだ少なく、女性が所有または経営する企業の数も十分とは言えません。女性の昇進や労働力参加の面で向上が続いている市場もありますが、さらなる努力が必要です。」

Mastercardは、「家計における購入優先度調査」の教育に関する項目で、女性の社会的地位を向上させるために最も必要な取り組みについて質問しています。最新の調査結果によると、アジア/太平洋地域の女性は、女性の社会的地位向上に最も役立つ施策として、「差別是正措置」(17.1%)と「女性議員の増加」(13.7%)を挙げています。オーストラリア、日本、韓国の女性の回答では「育児手当の支給」がトップを占めました。

一方、中国、マレーシア、台湾の女性は、男女平等社会の実現には「中小企業経営への女性の進出」が最も重要であると考えています。

Mastercardは、3月28~29日にマレーシアのクアラルンプールで開催されるWomen in Leadership Asia (WIL) Forum 2013のスポンサーを務めます。

Mastercardの一連の調査について

Mastercardは、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域で一連の独自の調査(Mastercard Worldwide Index)を継続的に実施しています。これらの調査には、「景気動向についての消費者意識調査(Mastercard Worldwide Index of Consumer Confidence)」、「女性の社会進出度調査(Mastercard Worldwide Index of Women’s Advancement)」、「消費者のオンライン・ショッピング傾向調査(Mastercard Worldwide Online Shopping Survey)」、「財務リテラシーの指標調査(Index of Financial Literacy)」、「世界渡航先ランキング(Index of Global Destination Cities)」等があります。また、このMastercard Worldwide Indexシリーズの調査のほかにも、「消費における倫理感の調査」や、「家計における購入優先度調査(Mastercard Worldwide Survey on Consumer Purchasing Priorities)」シリーズで、旅行、外食・エンターテイメント、教育、家計管理、高級品や買い物全般に関する消費者傾向に関する調査を行っています。

Mastercardはこれらの一連の調査以外にも、アジア/太平洋、中東、アフリカ地域内におけるビジネス・ダイナミクス、金融政策、および規制関連の活動について継続的な調査を実施し、Insightsレポートとして2004年から80以上のレポートを発行しています。

また、Mastercardはユワ・ヘドリック-ウォン博士(Dr. Yuwa Hedrick-Wong)の執筆による、アジア地域の消費者について考察した4冊からなる一連の書籍もJohn Wiley & Sons.社より発行しています。

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Mastercard Worldwideについて

Mastercard(NYSE:MA)は、世界の決済業界におけるテクノロジー企業であり、世界最速のペイメント・プロセシング・ネットワークを運用し、世界 210 を超える国や地域の生活者、金融機関、マーチャント、政府、企業を繋いでいます。多くの人にとってショッピング、トラベル、事業経営、財務管理など日々の商取引がよりシンプルで、安全かつ効率のよいプロダクト及びソリューションを提供しております。詳細はwww.mastercard.co.jpをご覧ください。MastercardのニュースをフォローするにはTwitterで@mastercardnewsへご登録いただくか、公式ブログCashless Conversations Blog(英語)、Newsroom(英語)をご覧ください。